簡単にわかる日本の建築の歴史パート2
こんにちは、HaleNoaです(*^-^*)
先日、島根県のゴビウスに行ってきました。
実は、松江に住みながら初めて行きました(-.-)
というのも、なんと普段行わない夜のナイター営業だったのです。
子供たちも大喜び。
ナイターならではの水族館の雰囲気がすごく神秘的で楽しい時間を過ごさせていただきました。
水槽の中に丸い窪みがあってそこから子供たちが顔が顔を出してます(#^^#)
ちょっと心霊写真みたいになってしまいました💦
エイさんのどアップ!!(笑)
他にもオオサンショウウオや大きなカメ、蛇までいてバラエティに富んだ楽しい水族館でした。
さて、本日は前回からのつづき、世界の建築の歴史についてパート2です!!
前回書きました、遣唐使の廃止により、中国からの影響を受けにくくなっていた日本建築ですが、鎌倉時代に入り再び影響を受けることとなります。
大きく影響を受けた建築物といえば、大仏様。
そこで今回は、中世日本の建築の様子をご紹介しましょう。
藤原一族の影響で中国との交流が深まったことで、中世日本では再び建築物などに影響を受けるようになりました。
それに伴い、禅宗なども日本に流れ込みました。
線の細い雅な建築から、太く力強い建築へと変化していく様子をご紹介したいと思います。
力強さの中にも華やかさを織り交ぜた建築
中国から輸入されてくる建築の技術はどれも力強いものが多く、中でも、禅の文化が進行したことにより禅宗様なども輸入されるようになりました。
それが鎌倉時代の建築の基準となっていきました。
その後に登場したのが「折衷様」です。
日本由来の和様や折衷様が増える
日本の風土に合わせた様式の建物がどんどんと建設されているだけではなく、輸入された建築も積極的に建築されるようになりました。
そして、輸入した建築の技術をそのまま代用するのではなく、日本の和様や折衷様などを取り入れた技術の中に織り交ぜた建築も行われるようになりました。
そのため、華やかな印象の建物も次々と建築されたようです。
室町時代になると一気に貴族の風潮が現れる
鎌倉時代が終わり、室町時代に変わると建築物にも大きな変化が現れるようになりました。
華やかな印象を求めつつも禅宗の文化も取り入れており、その様子は建築物にも現れています。
庭園に関する技術は最盛期に
室町時代の建築で重視されていたのが庭園です。
その時代はまさに最盛期を迎えており、様々な建築物に取り入れられていました。
この時代の書院造りといわれる建築技術は現代の建築技術を得るまでの基盤になったものと言われているため、その時代にどれだけ流行したかがわかります。
独得な建築技術は日本人には合わないことも…
その豪華で華やかな印象の建築物は、物腰柔らかく穏やかなものが好きな日本人の好むような空間ではなかったとも言われています。
そのせいもあってか、大仏様があまり栄えなかった地域もあるようです。
中世日本の建築は華やかなものが多い
今回は、中世日本と題して鎌倉時代や室町時代などの建築物について紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
再び中国より輸入された建築技術を利用するだけでなく、日本で確立された建築技術と合わせて応用させることで日本人の求める空間を美しくデザインしていたようです。
合わせたデザインを作り上げる技術力の高さは鎌倉時代から持ち合わせているため、現在も建築技術が進みつつあるのでしょう。
「HaleNoaってどんな家建てるの? vol.60」
吹き抜けと広い面積の窓が、開放感とともに温かみある優しい雰囲気を醸し出します。
HaleNoa project 設計士
vol.60 隅切りの家(夕景)
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