プレハブ工法(軽量鉄骨造)のメリット・デメリット
こんにちは、HaleNoaです(*^-^*)
今回はバリのウブド、最後の記事。
旅ログ in Bali
ウブドの世界観を堪能した後、帰りの道中、一枚板のショップを見学(*’▽’)
店舗用として人気の一枚板ですが、最近では一般家庭でもよく使用されるようになりました。
その魅力はやっぱり素材感と世界唯一無二の形と木目。
さらに窪みや隙間などが大きい物をあえて選び、透明樹脂を流し込んで美しさを強調させるなど、様々な形で需要が増えてます。
より高級感が出て、一枚板が引き立つのがわかりますよね👍
そして立ち寄ったのは一枚板専門店。
モンキーポッドを筆頭に、マホガニー、高級木材チークなども展示してありました!
これ、ほんの一部のスペースです(笑)
中に入ればたくさんの一枚板ならんでいてしかも異常なまでに安い。
社長はコンテナで輸送しようか本気で悩んでました!?
「あ、そういえば保管場所がない」
って、最初にわかることを忘れるくらい興奮してました(笑)
一枚一枚が結構太くてなぜか聞いてみたところ、日本の様な気候でも反らないようにするためのようです。
なるほど、気候で木って結構かわりますもんね。
水で濡らしてみると鮮やかな木目が、、、
これにはびっくり。
比較的安価なモンキーポッドですがこれはかっこいいの一言。
ちなみにモンキーポッドはバリで
「スワールウッド」
と呼ばれています。
最初、聞いたことのない名前だったので何の木かわかりませんでした。
「何の木」
「この~木何の木、気になる木~♪」
そうです、モンキーポッドは日本人なら誰でも知ってるハワイにあるこの木何の木の木と一緒な木なのです。
ちょっと愛着がわきますよね。(笑)
そんな一枚板見学、私としては非常にためになる体験をさせていただきました。
さて本日も、先週に引きつづき建築の工法について。
プレハブ工法(軽鉄骨造)とはということで書いていこうと思います。
工場で壁や床をすでに加工し、それを現場ではほとんど組み立てるだけという建築工法です。
プレハブ工法による住宅の建設は、柱、梁などの構造体が、厚さ6ミリ以下の鋼材で構成される、軽量鉄骨造を用いたものが多いです。
《メリット》
システム化された工場で部材を生産するため、経験や技術に左右されない安定した品質の住宅を実現することができます。
鉄骨は木材と比べて反りや狂いが出にくいので、品質にムラが少ない事も特徴です。
また、組み立て時もボルトやナットを使いながら設置・組み立てがなされるので、職人の経験や技術の差がほとんど出ることがありません。
工場において部材が作られ、現場ではその部材を組み立てるだけなので、工期を短縮することも可能です。
施工期間が短く済むと、人件費など全体的なコストも減るので、経費が抑えられます。
工場で材料を加工する過程において、なるべく端材が出ないようにも考えられているので、材料費の節約と、環境的にやさしいのもメリットです。
施工後の修繕やリフォームも容易にできるため、建物が完成した後のメンテナンスの面でも安心できます。
ただし、技術的に企業秘密が多く、その会社の技術者でなければ分からない部分もあり、安易にリフォームすると耐震性を損なうなどの危険が生じる可能性もあるので、リフォームの際は注意が必要です。
《デメリット》
鉄骨の材質上、木造住宅よりも火災に弱いという特性があります。
また、防錆処理を施していても塗膜がはがれるなどの理由で鉄骨がサビてしまう恐れもあります。
施工時やメンテナンスの際には十分に注意する事が必要です。
また、規格化され大量生産を前提とした工業製品を利用していることから、デザインやプランニングにおいて、自由な希望が実現しづらいです。
断熱性・防音性能に関しても、木造の工法と比べると劣るのはデメリットになります。
鉄骨造は地震などの際には建物が揺れることで力を逃がし、倒壊を防ぐ構造になっています。
ですがプレハブ住宅の耐震性・耐火性・耐久性には、鉄骨・鉄筋コンクリート(SRC)・ 鉄筋コンクリート(RC)の住宅に比べると、やや不安が残ります
鉄骨に錆びが発生する事で耐震性に影響を及ぼすこともあるので、長期に耐震性を保つためには、適切なメンテナンスに気をつけましょう。
プレハブ工法の住宅法定耐用年数は27年となっていますが、メンテナンスをしっかりと行なえば40~50年使用することも可能なので、最もコストパフォーマンスが良い工法といえるかもしれません。
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HaleNoa project 設計士
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