簡単にわかる日本のインテリアの歴史パート2
こんにちは、HaleNoaです(*^-^*)
先日、鳥取県の琴浦町に行く機会がありまして初めて行きました。
長閑ですごく居心地良かったです。
なんか、景色もそうですけど気持ちいいんです。
田園風景と思いきや、実はすべて芝
これには、ちょっとびっくり!
思わず寝ころびたくなる景色です(*^_^*)
後から分かったのですが、芝の生産で琴浦町は有名のようですね。
他にも波の満ち引きのときに音が鳴る「鳴り石の浜」も立ち寄らさせていただきました。
滝があったり自然を満喫できる良いところですね。
ちなみに鳥取方面に行くときは、淀江の「どさんこ」の味噌ラーメンを並んで食べます(笑)
寒い日はやっぱり味噌ラーメン。(私だけかも)💦
多少並びますが、おいしいので是非行ってみてください。
さて、本日は、世界から日本のインテリアの歴史について第二段。
まとめてみましたので興味のある方は一読してみてくださーい。
A. 明治時代〜昭和時代前期
1) 桜花蒔絵いす
明治初期に日本で作られたいすの典型、19世紀中頃にイギリスで流行したバルーンバックス、日本では通称「だるまいす」と呼ばれています。
文明開化を象徴する洋風建築・鹿鳴館で特権階級の女性が使用しました。
2)木のめ舎
家具の詩人と言われる森谷延雄が主催した日本初の家具デザイナーグループ、生活生善運動の元で「座布団の値段で椅子を」と言った中流階級のいす式生活の普及を目指しました。
そして昭和2年4月、そのための家具60種150点を設計、製作し、東京駅丸ビルの一角で展示しました。
3)形而工房の小いす
形而工房は建築家の蔵田周忠を中心とした豊口克平ら10人による研究グループです。
昭3年に発足し、生活の改善・合理化のために生活用品を研究しました。
多数の家具を主体に調査・研究・設計・製作しました。この活動は、日本の近代家具発展の出発点となりました。
4)文化いすセット
昭和3年に日本楽器が販売した肘掛けいすとテーブルのリビングセットです。
中流階級の家庭の茶の間などで使われました。
畳を痛めないように畳摺りが付いて、しかも折りたたんで押入れにしまえることから評価されました。
B. 昭和時代後期〜平成
1)進駐軍の折りたたみいす
終戦直後に連合軍総司令部の指令と指導で、進駐軍家族住宅2万戸のための家具計画があり、30品目約95万点と言った膨大な家具を、国内の家具メーカー8余社が加わって納入しました。
設計・製作指導は国立の工芸指導所です。これによって日本の家具の生産技術は向上しました。
2)ヒモイス
戦後の生活が貧しく、物資が乏しい時に作られたローコストチェア、インチ板の直材構成とし、座と背はロープ張り、どこの家にもある座布団を載せて使うように考えたものです。
3)トヨさんのいす
女性が素足で座って床にかかとが届き、男性はあぐらをかいて座れるサイズです。
広めの座は成形合板による三次曲面で掛け心地が良いです。畳や床を傷つけないように四脚を垂直に立てました。
まとめ
文化イスなどは明治から発明され、市場に出回りました。
昭和時代は工業デザイナーは幅を利かせた時代でもありました。
戦争もあって、海外の文化も入ってきたインテリアでした。
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HaleNoa project 設計士
vol.72 スキップフロアⅡ(インテリア)
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